こんにちは。資産形成ナビゲーターの二木まどかです。

6月は、多くの会社が株主総会を開催しました。

会社は、1年間を会計の期間として設定していますが、
会社によって決算月が異なります。
多くは、3月末を区切りとして、帳簿を締めて、1年分の経営成績や財務状況をまとめます。
これを「決算」と呼んでいるのですね。

この決算発表は、4月下旬から5月中旬ぐらいまでにあり、それをふまえて
6月に株主総会を行うのです。

私は、ある化粧品メーカーの株主総会に参加してきました。

株主総会では、
 1.会社の決算についての報告
 2.事業の取り組みと今後の展開について
 3.これからの経営戦略について
 4.取締役の選任と報酬について
 5.その他 株主からの質問など

このような流れで、最後に決議が行われ、約2時間ほどで終わりました。
会社によっては、その後、食事会があるところや、他にイベントがあったりする場合が
ありますが、様々です。
またおみやげが出る会社もあり、毎年楽しみに出かける人も多いでしょうね。

株式投資は、買ったり、売ったりの取引を繰り返して値上がりを期待するのも一つですが、
じっくり保有して、株主優待や、配当を受け取り、
さらに、株主総会に出席することで、経営に参加できるというのも
他の金融商品にはない、とても大きな醍醐味だと思います。

会社の経営について、勉強するということは、
会社を取り巻く金融や経済の状況も必然的に学ぶことになります。
1つの会社について、株価だけでなく、財務状況や事業内容についても、
じっくり調べると、どんどん興味が広がっていきそうですね!

会社を調べることで、株式投資を学ぶ。
誰にでも簡単にできるような、そんなワークシートを作り、
株式レッスンで取り入れていきたいと思っています。